整理収納アドバイザーを目指したきっかけ
整理収納アドバイザーになる前の私は、
正しい整理収納法の知識がありませんでした。
独身時代、自分の部屋を掃除するにしても、
明らかに汚れたティッシュなどのゴミは捨てるモノだとしても、
使っていないノートやタンスに眠っているコート、
洋服、多すぎて閉まらないほどの靴下、タイツ、ショーツなどの
「まだ使えるモノを処分する」という概念はまったくありませんでした。
まさしく、「使えるモノをなぜ捨てる?」と思っていました。
当時の私の掃除の仕方は、持っている全てのモノをキレイに並べるだけでした。
結婚して、子どもが生まれますと、忙しいやらなんやらでいつもイライラ…。
その頃整理できていなくてよく覚えていることは、
・いつも欲しいモノが見つからない
・欲しいモノの前や上に必ず何か置いてある
・床にモノが散乱しているのでけっつまずいたり、踏んで痛い目に遭う
・そして子どもも踏んで痛いと言って泣く
・掃除ができないのでホコリが溜まる
・服が突っ込んでしまわれているので、着ようと思ってもシワシワ…( ;∀;)
・バックがかびてた(/ω\)
・写真の背景が汚い部屋
こんな感じです、はい…。
こんな部屋に住んでいたらイライラがさらに助長されますね。
今思えば散らかった部屋にいたから、いつもイライラしてたんだなぁとも思います。
ある日、欲しいモノを取ろうとしたらドサドサッとモノが落ちてきました。
「カ~ッ!邪魔だぁ~(-_-メ)!」
と、思い切ってゴミ袋を片手に一瞬でいる、いらないを判断し捨ててやりました。
すると、なんだかスッキリ!
最近は色々すぐ忘れてしまうのですが、
あの初めて捨てたときのスッキリ感は
今までも忘れられません。
これが私の整理収納アドバイザーを目指す第一歩でした。
自分を知る①
部屋をどのように片付けるか・・・。
まずは自分を知ることです。
私は「整理収納」や「片付ける」ことは自分と向き合うことだと思っています。
私を例に挙げるとします。
①かなりのめんどくさがり屋
(お風呂に入るのも、化粧をするのも着替えることも、とにかく何もかもやりたくない)
②忘れっぽい
(歳のせい?3歩歩いたらもう忘れている…(*´Д`))
③部屋をおしゃれに見せることはできない
(おしゃれよりもお寺のような静寂な空間がスキ…)
④せっかち
⑤かなりの節約家(自信あり)
⑥玄関マット、キッチンマット、トイレマットなどは嫌い
(拭けない、洗濯を分けて洗うのが面倒、値段が高い)
とりあえずこのくらいです。
これに対する収納法を提案するならば、
①めんどくさがり
…たくさんのモノを持つのが疲れるし、管理できないのでモノは最小限にする。
②忘れっぽい
…ラベルに表記する、あとはこまめに何をやるか書く。
③おしゃれにできない
…お寺のような空間が好きなら、モノを最小限にして清潔にする。
④せっかち
…時にはゆっくり生きようぜ。
⑤節約家
…ストックを明確にし、無駄遣いをしない。
⑥マット類が嫌い
…置かなければいい。
自分の性格や好みを把握すると、収納法が明確になります。
自分を知る②
何事も、まずは整理から。
一つ一つ手に取り、不必要なモノを処分します。
すると、便利グッズ買ったけど使わなかった、
その時欲しかったけど結局着なかった、
なぜか化粧品が大量にある、
使い切ってないモノがたくさんある、
ストックがたくさんある、
など不要となったモノや目につくモノに
特徴がみられるようになります。
私の場合は、使い切ってないモノがたくさんありました。
私は次から次へと、使い切らずに目新しいモノを買い込んでしまうタイプでした(特に化粧品)。
今でも、特に化粧品は色々欲しい~!と思ってしまいますが、
過去の反省を生かし我慢しています。
使いきらずにモノを処分するということは、はっきり言って悲しいこと。
モノも使い切ってこそ成仏できると思っています。
だから、同じ過ちは二度としない。
だから買わない、すると…お金は貯まる☆
努力
部屋をキレイに保つためには「努力」が必要です。
キレイな人は自分を磨くために色々努力しているだろうし、
スポーツ選手だって良い成績を残すために努力しています。
何事も、努力が必要で、
恥ずかしながら努力の必要性を改めて考えさせられました。
私はかなりの面倒くさがり屋と先ほど書きましたが、
食器も洗わなければキレイにはならないし、
部屋もこまめに片付けなければどんどん汚れていく。
結局、やらなかったら、全部自分に回ってくるだけだ、
と思うと自分のためにも今やらねば!と思うようにしています。
主婦になったからには仕方のないこと…。
家族にもキレイな部屋で過ごしてもらいたい!
翌朝朝食の用意をするのに、
何もない方がすぐに取り掛かれるし、
なんてったて気持ちいい!
帰ってきて、綺麗な部屋も気持ちいい!
これは毎日の努力の積み重ねだと思います。
私は面倒くさがり屋だし、片付けももともと得意ではありません。
でも、キレイな部屋は好きだから、
これからも努力していかなければならないと思います。

そして、整理収納アドバイザーとして、
よりよい整理収納法を提案していくためにも
努力し続けていきたいと思います。
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